北極点の真上で、愛をさけぶ!
夜中の3時、「今から北極点に行くぞー」
と起こされた。
キャンプからヘリコプターで約30分!
ヘリから降りるなり、ロシア人の
チーフが、GPSを片手に、
正確な北極「点」を探しまわる。
北極は、海に浮いた氷なので、
海流に影響され、北極「点」が、
常に動いている!
10分ちかく探しまわって、ついに、
「Here ! 」と叫んで、ポールを差し込む!
GPSのいちばん上を見ると、
なんと、N 90.00.00となっている。
北緯90度、正真正銘の北極点だ!
みんな、我先にと北極点ポールに。
ぼくもやはり、触ってみたい!
この棒が、正確に、北極点そのもの!
パワーを南極まで、差し込んでいるつもり、
あほだね!
ロシア人のチーフが、みんなに呼びかけ、
北極点の周りにサークルをつくる。
手をつないだまま、一周すると、
世界を一周したことになるらしい!
実際、ガーミンの世界・時間帯は、
ちょっと歩くたびに、1時間ずつ、
ずれていく。
いま、朝の3時57分のはずなのに、、、。
極点の周りを歩けば、時間帯が次々に変わっていく~!
北極点の近くには、不思議な
色と形の氷がゴロゴロ!
蒼く、神秘的なパワーを発しているような、、、
まるで巨大なオパールを想わせる、、、
北極点の絶景は見飽きないが、
そろそろキャンプに戻る時間だ。
キャンプでは、ロシア人の「北極料理人」が、
(しょぼい)朝食を用意してくれる。
北極を去る準備だ。
さすがに、ガードマンは荷物が多い。
まるで、GI・ジョー、映画の世界だね!
ウレシい、無事、迎え機が、 着陸した!
南極は5日間、置いてけぼりだったけど、
北極は予定通りに迎えが来て、バンザーイ!
さようなら、北極!
タフなコースに感謝!
感動をありがとう!
思い出を宝ものにするよ!
ロングヤーベンに降り立つと、
海と島が織りなす美景が目の前に!
ロングヤーベンに帰ったら、
真っ先にお祝いディナー!
ディナーは、丘の上、街一番の
フランス料理レストランに!
ここは、やっぱり、シャンペン!
貝柱とムール貝のキャビア添え、
おいしそう~!
鱒、鹿、子羊、家鴨、鮪、、、
評判どおりの美味!
ルームメイトの某IT企業・青年実業家、
M氏と「かんぱ~い!」
よかった、よかった、ほんとに、よかった~!
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